施術を行う上で、医師をはじめ看護士さんやOT、PT、ケアマネージャー、ヘルパーの皆様にご理解いただき、関係機関と積極的に連携を取りながらチーム医療の一員として患者様のQOL向上のために少しでも貢献していきます。
また、お医者様やケアマネージャー様など、関係機関に対して月間の経過報告書をお渡しし、常に情報の共有を図ります。報告の際にお医者様から専門的なご要望なども頂き施術に反映しております。
また、服薬管理・水分摂取・お食事をとっているかの確認や、ゴミ出し、手足の清拭など5~10分程度のちょっとした頼み事も快くお受け致します。
私たちにとってリハビリとは、機能訓練だけではなく、少しでも状態の苦痛を緩和して心の安心、モチベーションの向上を目的とした心のリハビリを心がけています。
訪問リハビリと訪問マッサージについて
ケアマネージャー様にご質問いただいた、訪問リハビリと訪問マッサージについて表に簡単にまとめましたので、ご参照いただければと思います。
訪問マッサージ | 訪問リハビリ |
---|---|
分野 | |
医療分野 | 介護分野(医療の場合あり) |
適用保険 | |
後期高齢者医療保険 健康保険 (生活保護、身体障害者の方は、自己負担がない場合もある) 特に利用制限額、時間、および回数制限なし 例)1割負担の場合 事業所から直線距離2㎞以内 最も高い料金で598円 利用者は週2~3回が多い 週2回の場合1ヶ月5,000円程度 週3回の場合1ヶ月7,000円程度 |
介護保険 利用の上限が決められているのでサービスの利用制限がある。超過した場合は自費 例)272単位(20分) 544単位(40分) |
対象 | |
痺れ、痛み、関節拘縮、筋緊張があり歩行が困難で身体機能が低下している方 | 介護保険の認定を受けており体の機能を回復させ日常生活の向上を目指す方 |
目的 | |
血液循環の改善と疼痛・痺れの緩和を中心に関節可動域の改善、運動機能の改善、精神的ケアを目的とした治療が主体 | 運動を主体とした機能訓練が目的(職種により目的が違う) 理学療法士→機能回復のスペシャリスト、自立した日常生活動作の向上を目的 作業療法士→身辺動作や家事動作など実生活に近い場面を想定した練習を行う専門職 言語聴覚士→話す、聞く、食べる、飲むといったことに問題を抱えた方に対して援助を行う専門職 |